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わからなくなってきました

新しく法人を立ち上げようとする時、その「目的」の設定から逃れることができません。当然ながら、まず「目的」があって、はじめて法人が立ち上がることになっています。僕はその一歩目からつまずいてしまいました。なぜなら、僕は自らが(勝手に)設定する「目的」を定めない法人を立ち上げたかったからです。

2011年3月、東日本大震災以降、僕は10年間にわたり「東日本大震災津波遺児チャリティtovo」というプロジェクトを運営していました。おかげさまでたくさんの心から誇りに思える方々に支えられ、最終的には10,000,000円を超える寄付金をあしなが育英会に贈ることができました。

その経験は、僕の人生において、かけがえのない大切な時間となりました。多様な方との出会い、その1つ1つが学びとなり、その1つ1つが熟考のきっかけとなり、さらには僕の視点はその交わりの中で流れるように変化していきました。そして、その変化によって、僕は僕の行動に対してさえも「問い」を抱くようになりました。

たくさんの方にご支援をいただき、メディアにも取り上げられ、誰の目からみても「良いこと」と認められていく一方で、僕は「本当に良いことをしているのだろうか?」「それは誰にとって?」「良いことを前に、見落としているものがありはしないか?」など、僕自身に対しての「問い」が膨らんでいきました。その揺らぎはコロナ禍の中で、さらに確信的に大きくなっていったように思います。

誰の目から見てもわかりやすいことに、僕はある種の偏りを強く感じるようになりました。ある種の暴力性さえも感じるようになりました。なにかおかしい。だけど、なにがおかしいのだろう。その揺らぎの連続は、僕が永きにわたって意識的に、或いは無意識的に固く信じてきた僕自身の基礎を少しずつ崩し続け、じわじわと迫る不確かさの中で、僕は首を垂れ、体育座りをしました。そして、僕はこう呟きます。

・・・わからなくなってきました。


当法人の定款には「当法人は、出自や所属など個人の背景を問わず、誰もがインプット・アウトプットできる開かれた場を提供することを目的とする。」と明記されています。

しかし、その記載されている「目的」は、僕たちにとっての「手段」になります。集う人がいて、そこははじめて「場」となります。つまり、関わる人によって、空間によって、季節によって、天気によって、時間によって、体調や心の状態によって、その「場」は変化していきます。

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その常に変化し続ける「場」の積み重ねから自然に湧き上がってくるもの、それはどんなものか今の僕に想像ができないのですが、それがこの法人の「目的」になります。きっと「目的」は僕たちがわざわざ探さなくても、わからなさを認め、それでもなお、わかろうとする観察と実験と失敗の中で、自然(じねん)に与えられるものでしょう。僕はそのためにこの法人を立ち上げました。

もし、僕たちと一緒に目的のない散歩を続けてくれる方がいるなら、それはとても幸せなことです。一緒にオロオロ歩いていきましょう。僕たちも、あなたと同じく、よく分かってないのですから。

2022年6月

一般社団法人WORKSHOP VO
代表理事 小山田和正

PROJECT プロジェクト

現在、さまざまゆっくり發酵中です。1つ1つを長い時間軸で考えていますので、進み方はとっても牛のようです。失敗して転んだり、後戻りしたり、落ちこんだりもするので時間かかります。きっと仲間が増えるたびに、歩幅が大きくなったり、できることも増えていくかもしれません。

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進行中のプロジェクト
SUBURI STUDIO

正会員・サポーター会員

月1回夜開催、正会員・サポーター会員のオンラインミーティングです。毎回テーマを決めて、学んだり、感じたことをおしゃべりします。そこでの対話から生まれることを、失敗や挫折に向かってアウトプットしていけたらなと思っています。SUBURI STUDIO は、当法人の根っこの部分になるでしょう。
※テーマによっては、「サポーター会員」もお誘いすることもあるかもしれません。

詳しくは 「SUBURI STUDIO」について から。

SUBURI STUDIO INSIDEOUT

どなたでもご参加いただけます

不定期開催。正会員・サポーター会員のオンラインミーティング「SUBURI STUDIO」を重ねながら、そこで立ち上がってきた問いに、新しい視点を加えたり、深めたりしたく、一度立ち止まって、詳しい方にお話を聞いてみようというSUBURI STUDIOと地続きの場になります。どなたでもご参加いただけます。

詳しくは 「SUBURI STUDIO INSIDEOUT」について から。

DEATH CAFE VO!!

どなたでもご参加いただけます

不定期開催の「デスカフェ」です。ふだんあまり話すことのない「死」について、おしゃべりをします。少人数制の対面、クローズドの場。映画「ファイトクラブ」で言うところのルールその1「決して口外するな」遵守になります。こちらからの告知はありません。あなたの参加希望の申し込み(いつでも受付しております)があってはじめて、デスカフェ開催へ動き出し、希望者が3名ほど揃った時点で、スケジュール調整がはじまります。まずは参加希望の旨をお知らせください。

詳しくは 「DEATH CAFE VO!!」について から。

ボ・シネマ

どなたでもご参加いただけます

不定期開催の映画上映会です。映画上映後に、その映画や、含むテーマについておしゃべりをする場を設けます。少人数制の映画とおしゃべりがセットの上映会です。ドキュメンタリー中心になると思います。

詳しくは 「ボ・シネマ」について から。

Whole Crisis Catalog をつくる。|| 青森編 ||

どなたでもご参加いただけます

鳥取の汽水空港さんが、2019年7月、参議院議員選挙直前に始めた、政治を僕らの手に取り戻す試み『WHOLE CRISIS CATALOG(全人類困りごとカタログ)をつくる。』の青森版です。汽水空港モリテツヤさんに許可をいただいて、青森でも始めさせて頂けることになりました。感謝!

ざっくり言うとみんなの、「困りごと」をシェアしたり、しゃべったりする会です。不定期、数名程度の小規模で、長く継続的に開催してまいります。都度、告知を致します。

詳しくは 「Whole Crisis Catalog をつくる。|| 青森編 || 」について から。

悼む日

どなたでもご参加いただけます

悼む時と場を置きます。

不定期開催。

詳しくはこちら 「悼む日」について から。

ぎきょくがよまさる

分解中

「戯曲」を、抑揚や感情を抑えて、ただ文字だけを声に出して読む「素読み(すよみ)」しています。それの繰り返しです。それだけですが、それがすべてです。

詳しくは 「ぎきょくがよまさる」についてから。

津軽懇氣刺し

分解中

【冬季のみ】毎年 立冬(11月8日頃)〜立春(2月4日頃まで)

津軽地方の厳しく長い冬、懇(ねんご)ろに革ジャンに鋲をコツコツ刺して、春を待ちます。待ち続けます。ただそれだけですが、それがすべてです。

詳しくは 「津軽懇氣刺し」について から。

PODCAST「WALKS(さ迷う)」

配信中

不定期で配信するPODCASTです。毎回、代表理事小山田和正が、誰かと散歩しながら、思いついたことをポツポツとおしゃべりします。一緒に散歩する方は、特別何か活動をされている方に限りません。

詳しくは PODCAST「WALKS(さ迷う)」 について から。

ちんとぼ

配信中

東日本大震災津波遺児チャリティ tovoが、2020年8月より2021年6月まで毎月配信しておりました「ちんとぼ」を再構築。半年から1年に1本くらいのドキュメンタリー映像としてお届けする予定です。その助走として過去作(⑥〜⑪)を再配信しております。予告編として楽しんで頂けたらと思います。

VIMEO LOGO

詳しくは 「ちんとぼ」 について から。

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その他、じわじわ分解・發酵中のプロジェクト

SUBURI STUDIOでの対話、学び、気づきから浮かび上がってきたものを、發酵させてから、アプトプットしていくスタイルです。少し時間がかかります。

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石を売る

MAGAZINE マガジン

UPDATE 2023.06.07

コロナ禍を機に、それまでのサルサを教える道から外れ、農業を勉強しはじめた当法人理事・赤石嘉寿貴は福津農園での研修を終え、そのなかでの気づき、学びにより、僕らの生活の上流にある山と森へと興味が向かいました。現在は、新城キッコリーズの田實(たじつ)さんの元で、木こりの研修中。そこから得られた気づきや学び、これからのことなどを記す連載です。

UPDATE 2023.06.01

子どもを対象とした地域活動を行っている当法人理事・藤林秀が、日頃子どもや保護者と触れ合う中で楽しかったこと、子育て世帯にとって課題だと感じたこと、感動したことなどをお伝えします。誰かのお役に立てるような「ある原理」に繋がることを願って。

UPDATE 2023.05.09

当法人代表理事・小山田和正が、活動のこと、それを通して感じたこと、考えていること、あるいはアウトプットの前の前、そのまた前の、まだ手の届かないゴニョゴニョを優柔不断に綴ります。

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