【告知】2023年7月1日(土)映画『こころの通訳者たち What a Wonderful World』上映会 &『Whole Crisis Catalog をつくる。青森編 #004』開催のお知らせ

映画『こころの通訳者たち What a Wonderful World』上映会 &『Whole Crisis Catalog をつくる。青森編 #004』開催のお知らせ

当法人プロジェクト「ボ・シネマ」第3弾のお知らせになります。

今回は、昨年秋に公開されて以降、各所で話題となっております山田礼於監督『こころの通訳者たち~what a wonderful world』です。

日本で唯一のユニバーサルシアターである東京都北区シネマ・チュプキ・タバタで、耳の聴こえない人に演劇を楽しんでもらおうと奮闘する3人の「舞台手話通訳者」のドキュメンタリー作品を上映するにあたり、その映像を目の見えない人にも伝えるにはどうしたらよいのだろうか?つまり、「手話」を、目の見えない人に伝えられるだろうか?そのために試行錯誤する人たちの姿を捉えたドキュメンタリー作品になります。

僕(代表理事:小山田)もずっと気になっていた映画だったのですが、なかなか観る機会もなく、それではその機会を作ろうではないかということで、今年の1回目の上映作品に選びました。僕の気持ちや経緯というのは、こちら( 連載 | ちゃんとしたかったのにできなかった)でも少し触れましたが、僕自身もとても楽しみにしている作品です。

今回も、前回の上映会と同様に、「Whole Crisis Catalog をつくる。青森編 #004」として、上映後に60分間ほど、映画を観て考えたことや、感じたこと、そこから派生する僕たちの普段の暮らしの中のモヤモヤなどをシェアする時間を設けています。こちらもまた前回同様に、その時間の様子をテキストに書き起こして、ZINE「Whole Crisis Catalog をつくる。青森編 #004」としてまとめて発行(個人が特定されるような情報は省いておりますのでご安心ください)いたします。

どうぞお誘いあわせのうえ、ご参加ください。

映画『こころの通訳者たち What a Wonderful World』上映会 &『Whole Crisis Catalog をつくる。青森編 #004』開催のお知らせ

どなたでもご参加いただけます

【日にち】2023年7月1日(土)

【時間(予定)】
17:00〜 受付
17:30〜19:04 こころの通訳者たち What a Wonderful World』上映94分(1時間34分)
19:15〜20:15頃 Whole Crisis Catalog をつくる。青森編 #004』〜お茶を飲みながら参加者で感じたこと、考えたことをシェアしましょう。
※その時の状況をみながら、臨機応変にできたらと思っています。
※この時間の様子は毎回書き起こしをして、ZINE『Whole Crisis Catalog をつくる。青森編』として発行しております。個人が特定されるような情報は省いておりますのでご安心ください。

【場所】法永寺大広間(青森県五所川原市末広町14-1) 駐車場あり
※会場にはクーラーがなく、当日の天候次第ですが、少し暑い思いをさせてしまうかもしれません。何卒ご了承ください。

【会費】投げ銭制当日、お一人1,000円以下でお気持ちをお願いしております)
※当日は「こころの通訳者たち What a Wonderful World」パンフレット(税込900円)の販売もございます。

【お申し込み】
以下、申込フォームよりお申し込みください。
※参加申込メールを受け取り後、24時間以内に、こちらから受け取りの「確認メール」をお送り致します。もし、フォームが動かない場合や、確認メールが届かない場合、お手数ですが直接メール( info@workshopvo.com )にてお知らせください。

【連絡先】小山田和正( info@workshopvo.com )

【ご注意】
「ボ・シネマ」のコンセプト並びに会場の関係で、10人以下の人数制限を設けております。お申し込みの早い順番で、人数に達しましたら受付を終了いたします。
※お申し込み多数の場合、大変残念ながら参加のお断りをさせていただく場合があります。
※お申し込みなしでの、当日参加はご遠慮ください。
※『Whole Crisis Catalog をつくる。青森編』は、主義や主張を討論する場でありません。


【申込フォーム】
終了しました。

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©️Chupki
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映画『こころの通訳者たち What a Wonderful World』について

こころの通訳者たち~what a wonderful world~(2021年製作の映画) (映画.com)
製作国:日本
上映時間:94分
ジャンル:ドキュメンタリー
公式サイト 

監督 山田礼於

【イントロダクション】
耳の聴こえない人にも演劇を楽しんでもらうために挑んだ、
3人の舞台手話通訳者たちの記録。
その映像を目の見えない人にも伝えられないか?
見えない人に「手話」を伝えるには。

見えない人、聴こえない人、車いすの人、小さなお子様を連れた人、誰でも一緒に映画を楽しむことができる日本で唯一のユニバーサルシアターのシネマ・チュプキ・タバタでは、上映する全ての映画音声ガイドと字幕をつけている。そんな映画館にある相談が持ち込まれたことから2021年9月、本作の撮影がスタートした。
コロナ禍のなかで進行した、見える人、見えない人、聴こえる人、聴こえない人たち個性豊かなメンバーによる「音声ガイド」づくり。ちょっと無茶かも・・・と思われたアイデアから見えない人と聴こえない人にも対話が生まれ、互いに知らなかったことに気づいていく。 演劇との架け橋になろうとした舞台手話通訳者たちの想いを伝えようと、壁にぶつかりながらも音声ガイドづくりを「諦めない」メンバーたちの想いが重なり、いつしか言語を超え、障害のあるなしを超えて、『こころ』のバトンを繋いでいく。(引用:公式サイト

【解説】
「手話」を目の見えない人に伝えるため試行錯誤する人たちの姿を捉えたドキュメンタリー。日本で唯一のユニバーサルシアターである東京都北区の映画館シネマ・チュプキ・タバタ。全ての上映作品に音声ガイドと字幕をつけている同館で、耳の聴こえない人に演劇を楽しんでもらおうと奮闘する3人の舞台手話通訳者を記録したドキュメンタリー作品を上映することに。その映像を目の見えない人にも伝えるため、個性豊かなメンバーたちによる「音声ガイド」づくりがスタートする。舞台手話通訳者たちの思いはいつしか音声ガイドづくりのメンバーたちの思いと重なり合い、言語や障がいの有無を超えて心のバトンをつないでいく。監督は「<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事」の山田礼於。(引用:映画.com

※舞台手話通訳とは
演劇を聴こえない人にも楽しんでもらうため、舞台作品の進行に合わせて手話で台詞や情景を伝える同時通訳のこと。通常の手話通訳とは異なり、演出家の指導のもと、通訳者も1人の出演者として役者と同じ衣装を着て、舞台に立つ。 本作は、3人の舞台手話通訳者たちが挑んだ『ようこそ 舞台手話通訳の世界へ』との二重構造になっている。

※音声ガイドとは
映画を見えない人にも楽しんでもらうため、映像の視覚的な情報を「言葉」で補うナレーションのこと。台本制作には、視覚障害者もモニターとして参加し、聴いてイメージがわくか? ストレスがないか?など の 意見交換をして制作する。

【シネマ・チュプキ・タバタ(WEBSITE)】
2001年から視覚障害者の映画鑑賞を言葉でサポートしてきたバリアフリー映画鑑賞推進団体 City Lightsが、2016年9月。1800万円の募金を集めて設立した、座席20席の小さな映画館。見えない人、聴こえない人、車いすの人、小さなお子様を連れた人、誰でも一緒に映画を楽しむことができる、日本で唯一のユニバーサルシアター。全ての映画にイヤホン音声ガイドと日本語字幕をつけて上映している。

©️Chupki
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参考書籍

夢のユニバーサルシアター(読書工房)
著者:平塚千穂子(バリアフリー映画鑑賞推進団体「シティ・ライツ」代表)
刊行日:2019年8月1日

映画の世界に新たな光をくれたこの“光”がたくさんの人々の元に届きますように 映画監督 河瀬直美 (オビ コメント)

視覚障害者も映画を楽しむことができるツール「音声ガイド」。本書では、音声ガイドの制作者であり、日本初のユニバーサルシアター「シネマ・チュプキ・タバタ」の創設者でもある著者のこれまでの活動を中心に、新しい映画の形、これからの映画館のあり方について提案します。

【目次】
CHAPTER1:シネマ・チュプキ・タバタができるまで
1-1 映画は誰のもの?
1-2 シティ・ライツのこと
1-3 シティ・ライツ映画祭
1-4 アートスペース・チュプキのこと
1-5 シネマ・チュプキ・タバタができるまで
1-6 夢のユニバーサルシアター

CHAPTER2:制作者とモニターが語る音声ガイド
CHAPTER3:音声ガイドで読む映画『ローマの休日』とガイドづくりのポイント

【著者略歴】
平塚千穂子 2001年にバリアフリー映画鑑賞推進団体「City Lights」を設立。視覚障害者の映画鑑賞環境づくりに従事し、2016年には日本初のユニバーサルシアター「CINEMA Chupki TABATA」を創設。

©️Chupki
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その他、参考動画

舞台演劇に手話通訳を!~演劇の門戸 広げます~

見えない人に「手話」を伝えるには?|平塚千穂子×石井健介×白井崇陽 映画『こころの通訳者たち』

「見えない人」と「聞こえない人」を「人を介して」つなぐ|平塚千穂子×山田礼於監督 映画『こころの通訳者たち』

新★TwinTubeプラス「こころの通訳者たち舞台挨拶」

MV「ユウキノウタ」 白井崇陽×Nyanko×EC/EC ~ 〜映画「こころの通訳者たち 〜What a Wonderful World〜」イメージソング

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