【報告】2023年11月27日「ぎきょくがよまさる(19)〜ゴドーを待ちながら(二巡目)」開催しました。

分解中


日にち:2023年11月27日(月)
時間:21:00〜
場所:オンライン
戯曲:ゴドーを待ちながら (白水Uブックス)/サミュエル・ベケット(pg.105〜pg.121)
配役:
エストラゴン:Ⓔ
ヴラジーミル:Ⓨ
ト書き:Ⓜ︎・小山田

ぎきょくがよまさる〜ゴドーを待ちながら「2巡目」。今回は前回からの続き、 2幕の最初から。

参加者が4名。ヴラジーミルの歌からはじまり、ちょうどエストラゴンとヴラジーミルの印象深い詩的なやりとりの箇所で終わったこともあり、素読み後のシェア会では、主にことばとリズムの話が続きました。また、該当箇所を、英語版からの日本語訳である岡室美奈子訳の「新訳ベケット戯曲全集1 ゴドーを待ちながら/エンドゲーム」とも比べてみました。

参加者の皆さま、ありがとうございました。また2週間後になりますが、引き続き宜しくお願い致します。

 

リアルでもやってみたいので、地元の仲間募集しております。よろしくお願い致します。

ゴドーを待ちながら (白水Uブックス) 新書

【著】サミュエル・ベケット
【翻訳】安堂 信也/高橋 康也

「『ゴドー』に接して、人はむしょうにおしゃべりになりたがっている自分を見出す。
[…] 無数の解釈が生まれ、すれちがい、ゆらめき、消尽されてゆく、その過程がまさにこの作品を観たり読んだりする経験の実体にちがいないのだ。
[…]「ゴドーを待つ」という、あるようなないような枠組(大いなる物語)は、過去と未来のあいだに宙吊りにされたこの現在あるいは現代の瞬間を生き生きとさせるための仕掛けにすぎないのかもしれない。」(本書「解題」より)

田舎道。一本の木。夕暮れ。エストラゴンとヴラジーミルという二人組のホームレスが、救済者・ゴドーを待ちながら、ひまつぶしに興じている──。不条理演劇の代名詞にして最高傑作、待望のペーパーバック化!

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