【報告】2023年11月9日「ぎきょくがよまさる(18)〜ゴドーを待ちながら(二巡目)」開催しました。

分解中


日にち:2023年11月9日(木)
時間:21:00〜
場所:オンライン
戯曲:ゴドーを待ちながら (白水Uブックス)/サミュエル・ベケット(pg.79〜pg.104)
配役:
エストラゴン:Ⓔ
ヴラジーミル:Ⓨ
ポッツォ:小山田
ラッキー:Ⓜ︎
男の子:小山田
ト書き:Ⓜ︎

ぎきょくがよまさる〜ゴドーを待ちながら「2巡目」。今回は前回からの続きで pg.79〜から1幕の最後まで進みました。

今回は参加者が4名。ラッキーがしゃべりだすし、後半は男の子の登場があり、それぞれ役を分担しての素読みでした。
素読みの後の感想シェア会では、突然しゃべりだすラッキーの話題が多かったように思います。また、それぞれ1巡目の時とは全く違う気づきも多く、この戯曲が長い時間の中で、多くの人たちに、さまざまに解釈されて読み継がれてきた所以を実感しています。次回は、第2幕に入ります。

参加者の皆さま、ありがとうございました。また2週間後になりますが、引き続き宜しくお願い致します。

 

リアルでもやってみたいので、地元の仲間募集しております。よろしくお願い致します。

ゴドーを待ちながら (白水Uブックス) 新書

【著】サミュエル・ベケット
【翻訳】安堂 信也/高橋 康也

「『ゴドー』に接して、人はむしょうにおしゃべりになりたがっている自分を見出す。
[…] 無数の解釈が生まれ、すれちがい、ゆらめき、消尽されてゆく、その過程がまさにこの作品を観たり読んだりする経験の実体にちがいないのだ。
[…]「ゴドーを待つ」という、あるようなないような枠組(大いなる物語)は、過去と未来のあいだに宙吊りにされたこの現在あるいは現代の瞬間を生き生きとさせるための仕掛けにすぎないのかもしれない。」(本書「解題」より)

田舎道。一本の木。夕暮れ。エストラゴンとヴラジーミルという二人組のホームレスが、救済者・ゴドーを待ちながら、ひまつぶしに興じている──。不条理演劇の代名詞にして最高傑作、待望のペーパーバック化!

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