【報告】2023年10月24日「ぎきょくがよまさる(17)〜ゴドーを待ちながら(二巡目)」開催しました。

分解中


日にち:2023年10月24日(火)
時間:21:30〜
場所:オンライン
戯曲:ゴドーを待ちながら (白水Uブックス)/サミュエル・ベケット(pg.63〜pg.79)
配役:
エストラゴン:Ⓔ
ヴラジーミル:Ⓨ
ポッツォ:小山田
ト書き:小山田

前々回から、ぎきょくがよまさる〜ゴドーを待ちながら「2巡目」が始まっています。

今回は前回からの続きで pg.63〜から。
今回は参加者が3名だったので、エストラゴンとヴラジーミルはそのままで、ポッツォとト書きを1人2役で進めていきました。やはり1人欠けると雰囲気も随分違ってくるという印象を持ちました。いつも素読みが終わってから気づいた点などを共有する時間を作っていますが、2巡目になると、1巡目より少し深いところに届いているような感触です。

参加者の皆さま、ありがとうございました。また2週間後になりますが、引き続き宜しくお願い致します。

 

リアルでもやってみたいので、地元の仲間募集しております。よろしくお願い致します。

ゴドーを待ちながら (白水Uブックス) 新書

【著】サミュエル・ベケット
【翻訳】安堂 信也/高橋 康也

「『ゴドー』に接して、人はむしょうにおしゃべりになりたがっている自分を見出す。
[…] 無数の解釈が生まれ、すれちがい、ゆらめき、消尽されてゆく、その過程がまさにこの作品を観たり読んだりする経験の実体にちがいないのだ。
[…]「ゴドーを待つ」という、あるようなないような枠組(大いなる物語)は、過去と未来のあいだに宙吊りにされたこの現在あるいは現代の瞬間を生き生きとさせるための仕掛けにすぎないのかもしれない。」(本書「解題」より)

田舎道。一本の木。夕暮れ。エストラゴンとヴラジーミルという二人組のホームレスが、救済者・ゴドーを待ちながら、ひまつぶしに興じている──。不条理演劇の代名詞にして最高傑作、待望のペーパーバック化!

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