【報告】2023年5月31日「ぎきょくがよまさる(9)」開催しました。

分解中
日にち:2023年5月31日(水)
時間:21:30〜(30分)
場所:オンライン
戯曲:ゴドーを待ちながら (白水Uブックス)/サミュエル・ベケット(pg.105〜pg.121)
配役:
エストラゴン:小山田
ウラジーミル:Ⓜ︎
ト書き:Ⓨ
オブザーバー:Ⓔ

今回もオンラインでの開催。今回から「ゴドーを待ちながら (白水Uブックス)」の第二幕に入り、 pg.105 から素読みしていきました。

第一幕とは少し雰囲気が変わってきたのを感じる時間でした。これも第一幕の素読の積み重ねがあったからこそ感じられるものなのでしょう。参加者の皆さま、ありがとうございました。引き続き次回も宜しくお願い致します。

余談ですが、東京都世田谷の本屋B&Bで、2023年5月21日より月1回、藤谷治先生による「フィクショネス 文学の教室『ゴドーを待ちながら』を3ヶ月かけてじっくりと読む」がはじまっております。僕も参加しておりますが、興味ある方はぜひ参加してみてください。

ゴドーを待ちながら (白水Uブックス) 新書

【著】サミュエル・ベケット
【翻訳】安堂 信也/高橋 康也

「『ゴドー』に接して、人はむしょうにおしゃべりになりたがっている自分を見出す。
[…] 無数の解釈が生まれ、すれちがい、ゆらめき、消尽されてゆく、その過程がまさにこの作品を観たり読んだりする経験の実体にちがいないのだ。
[…]「ゴドーを待つ」という、あるようなないような枠組(大いなる物語)は、過去と未来のあいだに宙吊りにされたこの現在あるいは現代の瞬間を生き生きとさせるための仕掛けにすぎないのかもしれない。」(本書「解題」より)

田舎道。一本の木。夕暮れ。エストラゴンとヴラジーミルという二人組のホームレスが、救済者・ゴドーを待ちながら、ひまつぶしに興じている──。不条理演劇の代名詞にして最高傑作、待望のペーパーバック化!

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