【報告】2023年5月25日「SUBURI STUDIO」開催致しました。

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正会員・サポーター会員

本日、2023年5月25日(木曜日)20:00〜21:30、正会員・サポーター会員によるオンラインミーティング「SUBURI STUDIO(月1回開催)」を開催致しました。

今晩の参加者は4名。お知らせ(【告知】2023年5月「SUBURI STUDIO」のお知らせ)しておりましたように、今回から國分功一郎著『暇と退屈の倫理学』(序章・第1章・第2章)を使っておしゃべりしていきました。

今日の主なトピックは以下になります。

今回語られたトピック(ファシリテーター:赤石嘉寿貴)

・豊かな社会に生きる私たちにもたらされた「金銭的な余裕」と「時間的な余裕」を使って、私たちは何をしているのだろうか?具体的に。
・私たちは「欲望の対象」と「欲望の原因」を取り違えているのか?具体的にどのような場面で?
・与えられたものや作ることは、退屈しのぎの気晴らしなのか?
・与えられたものと作ることから、暇と退屈を考える
・今も私たちに息衝く「遊動生活」と「定住革命」

今回からサポーター会員にもご参加をいただき、新しい視点も加わって、とても新鮮な気持ちで楽しかったですね。話の幅が広がったように思いました。

次回、2023年6月の「SUBURI STUDIO」も、國分功一郎著『暇と退屈の倫理学』(第3章・第4章・第5章)を使っての読書会となります。正会員・サポーター会員の方にご参加いただけます。お気軽にご参加ください。詳しい日程に関しましては、決まりましたらウェブサイトにて告知いたします。

暇と退屈の倫理学

暇と退屈の倫理学
國分功一郎/著

「暇」とは何か。人間はいつから「退屈」しているのだろうか。答えに辿り着けない人生の問いと対峙するとき、哲学は大きな助けとなる。著者の導きでスピノザ、ルソー、ニーチェ、ハイデッガーなど先人たちの叡智を読み解けば、知の樹海で思索する喜びを発見するだろう――現代の消費社会において気晴らしと退屈が抱える問題点を鋭く指摘したベストセラー、あとがきを加えて待望の文庫化。

【目次】
増補新版のためのまえがき
まえがき
序章 「好きなこと」とは何か?
第一章 暇と退屈の原理論――ウサギ狩りに行く人は本当は何が欲しいのか?
第二章 暇と退屈の系譜学――人間はいつから退屈しているのか?
第三章 暇と退屈の経済史――なぜ“ひまじん”が尊敬されてきたのか?
第四章 暇と退屈の疎外論――贅沢とは何か?
第五章 暇と退屈の哲学――そもそも退屈とは何か?
第六章 暇と退屈の人間学――トカゲの世界をのぞくことは可能か?
第七章 暇と退屈の倫理学――決断することは人間の証しか?
結論
あとがき

付録 傷と運命――『暇と退屈の倫理学』増補新版によせて
文庫版あとがき

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