【告知】2023年5月「SUBURI STUDIO」のお知らせ

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正会員・サポーター会員の皆さま、

2023年5月の「SUBURI STUDIO」を以下の日程で開催致します。

正会員・サポーター会員
日にち:2023年5月25日(木)
時間:20:00〜(90分程度)
場所:オンライン(ZOOM URLをお送り致します)
今回のテーマ:國分功一郎著『暇と退屈の倫理学』を使った読書会
範囲:序章・第1章・第2章
※書籍はご自身でご準備ください。

ファシリテーター:赤石嘉寿貴(あかいし かずき)

時々、僕らは「なんとなく退屈だ」と思うことがある。暇なこの時間に何をしていいのか分からないということもある。退屈を感じ、暇になることは怖いことなのだろうか。だから常に何かしてしまうのか。

バスを待つバス停の前で、電車を待つホームで、僕らは暇を持て余す。暇で退屈だから携帯を見るのだろうか?見たいから見るのだろうか?気晴らしのため?

暇と退屈とは何なのかを考える時僕らには何が見えてくるのか?今月からはそんなことを一緒に考えていきましょう。

今年度からは、正会員に加え、サポーター会員の方と一緒に続けていけたらと考えております。参加ご希望の方は、ZOOM URLをお送り致しますので、ご連絡ください。

参加される方は、本書を読んで頂き「なぜそこが気になったのか」そこを読んだ時に「感じたこと」や「頭に思い浮かんだこと」などをお話できるように、気になった箇所に線を引いたり、抜き出しておいたり、それぞれのやり方でご準備ください。

堅苦しい雰囲気ではありませんので、お気軽にご参加ください。

2023年5月のテーマ

暇と退屈の倫理学

暇と退屈の倫理学
國分功一郎/著

「暇」とは何か。人間はいつから「退屈」しているのだろうか。答えに辿り着けない人生の問いと対峙するとき、哲学は大きな助けとなる。著者の導きでスピノザ、ルソー、ニーチェ、ハイデッガーなど先人たちの叡智を読み解けば、知の樹海で思索する喜びを発見するだろう――現代の消費社会において気晴らしと退屈が抱える問題点を鋭く指摘したベストセラー、あとがきを加えて待望の文庫化。

【目次】
増補新版のためのまえがき
まえがき
序章 「好きなこと」とは何か?
第一章 暇と退屈の原理論――ウサギ狩りに行く人は本当は何が欲しいのか?
第二章 暇と退屈の系譜学――人間はいつから退屈しているのか?
第三章 暇と退屈の経済史――なぜ“ひまじん”が尊敬されてきたのか?
第四章 暇と退屈の疎外論――贅沢とは何か?
第五章 暇と退屈の哲学――そもそも退屈とは何か?
第六章 暇と退屈の人間学――トカゲの世界をのぞくことは可能か?
第七章 暇と退屈の倫理学――決断することは人間の証しか?
結論
あとがき

付録 傷と運命――『暇と退屈の倫理学』増補新版によせて
文庫版あとがき

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