【報告】2023年2月26日「ぎきょくがよまさる(6)」開催しました。

分解中
日にち:2023年2月26日(木)
時間:21:00〜(30分)
場所:オンライン
戯曲:ゴドーを待ちながら (白水Uブックス)/サミュエル・ベケット(pg.67 〜pg.79 )
配役:
エストラゴン:小山田
ウラジーミル:Ⓜ︎
ト書き/ポッツォ:Ⓔ

今回もオンラインでの開催です。前回からの続きで、「ゴドーを待ちながら (白水Uブックス)」の pg.67 から。今回は3人で素読みしていきました。

今日は終わってから、感想をシェアしつつ面白い話になったので、次回からの問いとして残しておきたいと思います。

・「素読」に関して、感情を入れずに読むことと、淡々と読むことの違いについて。
・「素読」しながら、感情が動く時、それは自分自身に寄るのか?あるいは、役柄に寄るのか?
・同じ箇所を素読しても、人によってリズム、その聞こえ方、受ける印象が違うようだ。

参加者の皆さま、ありがとうございました。引き続き宜しくお願い致します。

ゴドーを待ちながら (白水Uブックス) 新書

【著】サミュエル・ベケット
【翻訳】安堂 信也/高橋 康也

「『ゴドー』に接して、人はむしょうにおしゃべりになりたがっている自分を見出す。
[…] 無数の解釈が生まれ、すれちがい、ゆらめき、消尽されてゆく、その過程がまさにこの作品を観たり読んだりする経験の実体にちがいないのだ。
[…]「ゴドーを待つ」という、あるようなないような枠組(大いなる物語)は、過去と未来のあいだに宙吊りにされたこの現在あるいは現代の瞬間を生き生きとさせるための仕掛けにすぎないのかもしれない。」(本書「解題」より)

田舎道。一本の木。夕暮れ。エストラゴンとヴラジーミルという二人組のホームレスが、救済者・ゴドーを待ちながら、ひまつぶしに興じている──。不条理演劇の代名詞にして最高傑作、待望のペーパーバック化!

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