津軽懇氣刺し〜はじめに
津軽はこれから長く厳しい冬に入ります。今年も去年に続き大雪になるかも?とあちこちで聞くようになりました。
大昔とは違い、冬期間だからといって、家の中に閉じこもってなきゃいけないってこともないのかなとは思いますが、やはり、朝起きたら猛吹雪なんていう日は、仕事であっても出かけるのは面倒だし、仕事のない日であれば、もう今日は1日家の中にいようなんて思ったりします。
そんな日は、なにか没頭できるようなものが欲しくて、せっかく津軽に住んでいるのだから、津軽こぎん刺しに挑戦してみようかなぁと思ったりします。その文様や、その歴史的背景にも興味があり、本を読んだりもするし、現代的にアップデートされたいろんな作品にも触れる機会もあり、いいなぁと心動かされたりします。
でも、なんでかなかなか自分でやってみるところまではいきません。なんでだろうと考えてみると、きっと、津軽こぎん刺しと僕の普段の暮らしが離れているところにあるのかもしれないなと思います。それはそれ、僕は僕みたいな感じ。
じゃぁ、僕にとっての津軽こぎん刺し的なものってなんだろう?って考えて、浮かんできたのが、鋲ジャンでした。自分でも笑っちゃうような飛躍ぶりなんですが、全くの初心者じゃないし、これだったら没頭して、マインドフルに続きそうだなと思い、はじめてみることにしました。
※プロジェクトの進捗は、こちらのページで随時更新されます。(【冬季のみ】毎年 立冬(11月8日頃)〜立春(2月4日頃まで))↓
【冬季のみ】毎年 立冬(11月8日頃)〜立春(2月4日頃まで)
いずれ、津軽の冬季間、暖かい部屋で、爆音の音を鳴らしつつ、誰か一緒に黙々と鋲を打ち続けるマインドフルな「場」ができたらなと期待しております。
僕もトライ&エラーを重ねてまいります。
Being Mindful.
2022年11月11日 小山田和正