【告知】2022年6月「SUBURI STUDIO」のお知らせ

正会員の皆さま、

6月の「SUBURI STUDIO」を以下の日程で開催致します。

正会員のみ
日にち:2022年6月25日(土)
時間:20:00〜(90分程度)
場所:オンライン(ZOOM URLをお送り致します)
今回のテーマ:中島岳志著「思いがけず利他」を使った読書会
〜利他的であるとはどういうことなのか〜
※書籍はご自身でご準備ください。
ファシリテーター:赤石嘉寿貴(あかいし かずき)

何か問題を抱えて悩んだり、困っている人がいたら助けてあげたい、助けなきゃと思う気持ちが沸き起こり、実際に手を差し伸べるという行動をとることがあります。でも、それは本当に相手のことを考えておこした行動なのでしょうか?

助けることで何だか良いことをしたような気持ちが得られたり、助けて感謝されたい、もしかしたら、そういうものを得たいんじゃないか?助けることには利己的な思いが見え隠れすることもあります。

利他的であるとはどういうことなのかを知るために、今回は、中島岳志著「思いがけず利他」から学び、皆さんが気になった箇所や、それについて感じたことをアウトプット、インプットしていきましょう。

参加される方は著書を読んで頂き「なぜそこが気になったのか」そこを読んだ時に「感じたこと」や「頭に思い浮かんだこと」などをお話できるように、気になった箇所に線を引いたり、抜き出しておいたり、それぞれのやり方でご準備ください。

堅苦しい雰囲気ではありませんので、お気軽にご参加ください。

思いがけず利他
著/中島岳志

本の詳細
It’s automatic!?
誰かのためになる瞬間は、いつも偶然に、未来からやってくる。

東京工業大学で「利他プロジェクト」を立ち上げ、『利他とは何か』『料理と利他』などで刺激的な議論を展開する筆者、待望の単著!今、「他者と共にあること」を問うすべての人へ。

自己責任論も、「共感」一辺倒も、さようなら。
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偽善、負債、支配、利己性……。利他的になることは、そう簡単ではありません。
しかし、自己責任論が蔓延し、人間を生産性によって価値づける社会を打破する契機が、「利他」には含まれていることも確かです。——「はじめに」より

本書は、「利他」の困難と可能性を考える。手がかりとなるのは、居心地の悪いケアの場面、古典落語の不可解な筋書き、「証明できない」数学者の直観、「自然に沿う」職人仕事の境地、九鬼周造が追求した「私は私ではなかったかもしれない」という偶然性の哲学……など。

「利他の主体はどこまでも、受け手の側にあるということです。この意味において、私たちは利他的なことを行うことができません」「利他的になるためは、器のような存在になり、与格的主体を取り戻すことが必要」 ——本文より

意思や利害計算や合理性の「そと」で、
私を動かし、喜びを循環させ、人と人とをつなぐものとは?

目次

はじめに
第一章 業の力——It’s automatic
第二章 やって来る——与格の構造
第三章 受け取ること
第四章 偶然と運命
おわりに

思いがけず利他 | ミシマ社