【報告】2025年2月13日「ぎきょくがよまさる 〜ゴドーを待ちながら(グループV・一巡目・2)」開催しました。

分解中
日にち:2025年2月13日(木)
時間:20:00〜(30分)
場所:オンライン
戯曲:ゴドーを待ちながら (白水Uブックス)/サミュエル・ベケット(pg.23〜pg.41)
配役:
エストラゴン:Ⓦ
ウラジーミル:タカハシアツシ
ポッツォ:Ⓐ
ト書き:Ⓞ・Ⓐ

本日二回目、4人で「ゴドーを待ちながら (白水Uブックス)」を素読みをしていきました。

エストラゴンとウラジーミルのやりとりが続くのかと思いきや、突然のポッツォ(そしてラッキー)登場。ト書きも迫り出してきてどんどんカオスに。

終了後のおしゃべりでは、本作品を下敷きにした映像作品のこと、「ト書き」の存在感、作者ベケットは何を伝えたいのだろう、「ゴドー」という「型」をひたすらになぞる、など感想を共有しました。

参加者の皆さま、ありがとうございました。

(グループV)は月一回の開催です。次回は来月になります。引き続きよろしくお願い致します。

ゴドーを待ちながら (白水Uブックス) 新書

【著】サミュエル・ベケット
【翻訳】安堂 信也/高橋 康也

「『ゴドー』に接して、人はむしょうにおしゃべりになりたがっている自分を見出す。
[…] 無数の解釈が生まれ、すれちがい、ゆらめき、消尽されてゆく、その過程がまさにこの作品を観たり読んだりする経験の実体にちがいないのだ。
[…]「ゴドーを待つ」という、あるようなないような枠組(大いなる物語)は、過去と未来のあいだに宙吊りにされたこの現在あるいは現代の瞬間を生き生きとさせるための仕掛けにすぎないのかもしれない。」(本書「解題」より)

田舎道。一本の木。夕暮れ。エストラゴンとヴラジーミルという二人組のホームレスが、救済者・ゴドーを待ちながら、ひまつぶしに興じている──。不条理演劇の代名詞にして最高傑作、待望のペーパーバック化!

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