【告知】2024年11月「SUBURI STUDIO」のお知らせ
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正会員・サポーター会員の皆さま、
2024年11月、「SUBURI STUDIO」を以下の日程で開催致します。
正会員・サポーター会員
日にち:2024年11月21日(木)
時間:21:00〜(90分程度)
場所:オンライン(ZOOM URLをお送り致します)
今回のテーマ:鷲田清一著『「聴く」ことの力-臨床哲学試論』を使った読書会
範囲:第4章〜5章
※書籍はご自身でご準備ください。
ファシリテーター:赤石嘉寿貴(あかいし かずき)
鷲田清一著『「聴く」ことの力-臨床哲学試論』を使った読書会の3回目になります。
私達は他者の中に場所を求め、また他者もだれかの中に自分自身の場所を求め、だれでもなかった「わたし」というものが浮かび上がる。
場所がありはじめて言葉は届き、受け止められる。私に語りかけられているという感触と聴いてもらえたという実感が大事なのだと鷲田氏は言う。
他者を迎え入れることにはどんな力が潜んでいるのかを皆さんと一緒に考えていきたと思います。
参加される方は著書を読んで頂き「なぜそこが気になったのか」そこを読んだ時に「感じたこと」や「頭に思い浮かんだこと」などをお話できるように、気になった箇所に線を引いたり、抜き出しておいたり、それぞれのやり方でご準備ください。必ず何かを話さなければならないということもなく、何も感想がなければそれも感想ということでパスして頂いてもかまいません。
堅苦しい雰囲気ではありませんので、お気軽にご参加ください。
2024年9月〜のテーマ
「聴く」ことの力 ─臨床哲学試論
「聴く」ことの力 ─臨床哲学試論
著/鷲田 清一
発行/2015年4月8日
「聴く」―目の前にいる相手をそのまま受け止めるいとなみが、他者と自分理解の場を劈く。本書は、不条理に苦しむこころからことばがこぼれ落ちるのを待ち、黙って迎え入れる受け身の行為がもたらす哲学的可能性を模索する。さらにメルロ=ポンティ、ディディエ・アンジュー、レヴィナスなどを援用しつつ、ケアの現場や苦しみの現場において思考を重ねることで、「臨床哲学」という新しい地平を生み出した。刊行以来、多くの人に影響を与えた名著が文庫で登場。第3回桑原武夫学芸賞を受賞。植田正治の写真とともに贈る。
目次
第1章 “試み”としての哲学
第2章 だれの前で、という問題
第3章 遇うということ
第4章 迎え入れるということ
第5章 苦痛の苦痛
第6章 “ふれる”と“さわる”
第7章 享けるということ
第8章 ホモ・パティエンス
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