津軽懇氣刺し| VBJ1 ⑤〜鋲を刺す(1)

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前回「VBJ1 ④〜ペイントを施す(3)」で一旦ペイントを終わり、今回から鋲を打っていきます。
用意するものは、

・銀ペン(穴を開ける目印などに使用)
・消しゴム(銀ペンでつけた目印を消す)
・ニッパー(鋲を曲げる)
・千枚通し(革に穴を開ける)
・デザインナイフ(穴を広げる)
・木槌(鋲のガタつきをおさえる)

などです。

今回は、背面腰下に鋲を打っていきますが、今回使用するものは、

・コニカルスタッズ(12mm)
・コニカルスタッズ(9mm)

の2種類です。

穴を開けた部分に、鋲を刺して、ライナーと革の間で、留め具を開いて折り曲げて留めていくタイプになります。

定規と銀ペンで、穴を打つ位置を決めていきます。適当に打ってしまう方が良い場合もありますが、綺麗に並んでいて欲しいなと思う箇所なので、ちゃんと位置を決めてみました。

線と線のクロスする部分に、千枚通しで穴を開けていきます。

全部穴を開けたら、銀ペンのラインを消しゴムで消していきます。

ここまで終わったら、鋲を打っていきます。鋲の留め具が大きいと、穴だけでは入っていかないので、デザインナイフで少し切れ目を入れて穴を広げます。

が、途中の写真がありません、、、。

鋲を差し込んで、革とライナーの間で、鋲の留め具を開いて折り曲げて留めていきますが、これがなかなか難しい感じがします。ライナーまで突き刺して折り曲げてしまうと、着用時に服が傷ついてしまうので気をつけて。

折り曲げて、まだグラグラしている感じでしたら、優しく鋲を木槌で打つとおさまります。

この繰り返しです。ひたすら。

僕は完成を目的にしていないので、1日30個打ったら終わりにしています。2日で60個で、まぁ、こんな感じ(↑)になります。

ちゃんと綺麗に並べていきたいのですが、イラレの「整列」みたいにはならないです。なかなか難しいです。

続きは、また次回!Being Mindful.

※進捗は、こちらのページで随時更新されます。↓

【冬季のみ】毎年 立冬(11月8日頃)〜立春(2月4日頃まで)

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