【報告】2025年6月26日「SUBURI STUDIO」開催致しました。

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正会員・サポーター会員

2025年6月26日(木)21:00〜22:30、正会員・サポーター会員によるオンラインミーティング「SUBURI STUDIO(月1回開催)」を開催致しました。

お知らせ(【告知】2024年6月「SUBURI STUDIO」のお知らせ)しておりましたように、現在、斎藤環 著「イルカと否定神学-対話ごときでなぜ回復がおこるのか-」を読み進めています。今回は最終章となる第4章について話をしてみる予定でしたが、ファシリテーターの赤石さんが都合でお休みとなったため、事前に参加者それぞれで以下を参考に勉強して頂き、今晩は参加者3名で、試しにオープンダイアローグをやってみようということになりました。

参考にした資料(動画)
オープンダイアローグを学んでみよう(オープンダイアローグ・アプローチ研究会FLAT)
オープンダイアローグを見てみよう2025年版(オープンダイアローグ・アプローチ研究会FLAT)
対話実践を知る(こころをケアする対話・オープンダイアローグ・NHK厚生文化事業団)
話し手とふりかえるODレジュメ(無料:FLAT)
日本で実践するには(こころをケアする対話・オープンダイアローグ・NHK厚生文化事業団)
解説小冊子(こころをケアする対話・オープンダイアローグ・NHK厚生文化事業団)

今までもこれらを参照しながら、書籍を読み進めてきたのですが、実際に自分たちが行なってみると、書籍の内容が身体に染みてくるように理解できてきた感覚になります。特に、書籍にも出てくる「ポリフォニー(多声性)」とは何か?を強く実感できた時間となりました。

次回は、ついに最終章「逆説とコンテクスト」になります。

SUBURI STUDIOは、正会員・サポーター会員の方にご参加いただけます。お気軽にご参加ください。

イルカと否定神学〜対話ごときでなぜ回復が起こるのか

イルカと否定神学〜対話ごときでなぜ回復が起こるのか
著/斎藤 環
発行/2024年10月

「ゼロ」からはじめるオープンダイアローグ!

――なぜ対話するだけで、これほどの変化が生ずるのだろう。
――なぜこんな「ふつうのこと」で、回復が起きてしまうのだろう。
ラカン、ベイトソン、バフチン、レイコフ、中井久夫……著者の全キャリアを支えてきた思想を総動員して、この哲学的疑問に真正面から答えた渾身の一冊。
こうして対話という魔法はゆっくりとその全貌を現しはじめた。この魔法のすばらしさは、謎が解けても効くことである。

目次
I 否定神学をサルベージする
1 対話ごときでなぜ回復が起こるのか?
2 「無意識」の協働作業
3 ジャック・ラカンの精神分析
4 こんなに “使える” 否定神学

II 構造からプロセスへ
5 「プロセス」をめぐる逆説
6 逆説・プロセス・システム
7 バフチンにおける対話と「プロセス」

III よみがえる身体
8 対話における身体性
9 隠喩と身体
10 身体が思考する

IV 逆説とコンテクスト
11 「他者」の逆説
12 心は「コンテクスト」にしかない
13 ベイトソンの学習理論
14 対話と逆説
15 コンテクストの転換に向けて

引用・参考文献
あとがき

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