【告知】2025年4月「SUBURI STUDIO」のお知らせ
HOME ‣ PROJECT ‣ SUBURI STUDIO
正会員・サポーター会員の皆さま、
2025年4月、「SUBURI STUDIO」を以下の日程で開催致します。
正会員・サポーター会員
日にち:2025年4月21日(月)
時間:21:00〜(90分程度)
場所:オンライン(ZOOM URLをお送り致します)
今回のテーマ:斎藤環 著『イルカと否定神学〜対話ごときでなぜ回復が起こるのか』を使った読書会
範囲:第2章
※書籍はご自身でご準備ください。
ファシリテーター:赤石嘉寿貴(あかいし かずき)
先月から斎藤環 著『イルカと否定神学〜対話ごときでなぜ回復が起こるのか』を使った読書会を進めています。
前回、第1章では、否定神学とは何か?を見てきました。否定神学的発想、それは「逆説」という言葉にも置き換えられます。今回、第2章では治療にまつわる逆説の引用から、オープンダイアローグ、対話がもつ逆説の治療機序をというものを見ていきましょう。
参加される方は著書を読んで頂き「なぜそこが気になったのか」そこを読んだ時に「感じたこと」や「頭に思い浮かんだこと」などをお話できるように、気になった箇所に線を引いたり、抜き出しておいたり、それぞれのやり方でご準備ください。必ず何かを話さなければならないということもなく、何も感想がなければそれも感想ということでパスして頂いてもかまいません。
堅苦しい雰囲気ではありませんので、お気軽にご参加ください。
2025年3月〜のテーマ
イルカと否定神学〜対話ごときでなぜ回復が起こるのか
イルカと否定神学〜対話ごときでなぜ回復が起こるのか
著/斎藤 環
発行/2024年10月
「ゼロ」からはじめるオープンダイアローグ!
――なぜ対話するだけで、これほどの変化が生ずるのだろう。
――なぜこんな「ふつうのこと」で、回復が起きてしまうのだろう。
ラカン、ベイトソン、バフチン、レイコフ、中井久夫……著者の全キャリアを支えてきた思想を総動員して、この哲学的疑問に真正面から答えた渾身の一冊。
こうして対話という魔法はゆっくりとその全貌を現しはじめた。この魔法のすばらしさは、謎が解けても効くことである。
目次
I 否定神学をサルベージする
1 対話ごときでなぜ回復が起こるのか?
2 「無意識」の協働作業
3 ジャック・ラカンの精神分析
4 こんなに “使える” 否定神学II 構造からプロセスへ
5 「プロセス」をめぐる逆説
6 逆説・プロセス・システム
7 バフチンにおける対話と「プロセス」III よみがえる身体
8 対話における身体性
9 隠喩と身体
10 身体が思考するIV 逆説とコンテクスト
11 「他者」の逆説
12 心は「コンテクスト」にしかない
13 ベイトソンの学習理論
14 対話と逆説
15 コンテクストの転換に向けて引用・参考文献
あとがき
HOME ‣ PROJECT ‣ SUBURI STUDIO